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地域特性 [お仕事]

成約率が高いので驚かれた方がいるので、少し、説明を…。


大学生の街にあるわたしの勤務する会社。


大学生の場合、遠方から部屋さがしに来られるので、

すでに、ホームページなどのWEB上である程度、物件を絞り込んで来店されます。

しかも、遠方なので比較的すぐに決める必要があります。

となると、成約率は高くなるのは当然なのです。



不動産業者を回られるにしても、2社か3社くらい。

そして、案内してもらえる物件数は10件以内です。

しかも、早く回転させたいアドバイザーが多いので、

時間も短く、3件ほど案内されて終了というパターンが多いのです。



それで数をこなせば、ある程度の成約率で、ある程度の成約が取れます。



ただ、わたしはこの数をこなしてナンボ!という方法が嫌いなのです。

で、社長に怒られます…。

そして、わたしも怒ります。



わたしは基本的に1日の案内の数を制限しています。

手抜きをしたくないからです。



極力、電話連絡をして、来店時間と、案内希望の物件を確認します。

そして、契約時に必要な書類を伝えておきます。

さらに、案内希望の物件の気に入った点と気になる点などを聞き込みます。



そして、希望物件の案内と、それに似た、気に入りそうな物件で、

気になる点が克服できそうな物件も併せて紹介します。



これで大凡は決まります。



でも、なかにはとんでもない物件を気に行って来店されるケースもあります。



管理がちゃんとなされていない…。

物件に不備がある…。

住人に問題がある…。

家賃と設備、間取りが不均衡…。

そして、保証人や本人の収入と家賃がミスマッチ…。

いろいろあります。



そこは、「契約できればいいじゃん!」ではなく、

「大丈夫ですか?」

「本当に大丈夫ですか?」

「本当にこの物件でいいんですね?」

くどいぐらいに確認します。



これが親身ということだとわたしは理解しています。



それが功を奏しているのか、学生さんからもご両親からも、

「頼りになるわ。4年間、お世話になります」

と、言っていただくことが多いです。



でも、御世話をすることなんてほとんどありません。

だって、問題が発生しない物件、

オーナーさんがしっかりと入居者をお世話してくれる物件を案内していますから。



最近、入居者の高校の後輩の方などの案内も増えてきています。

それも成約率が高くなる要素かもしれません…。
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k-yagi

弊社でも「学生さん」は多数発生しますが、
殆どのお客様が、
「5~6社」を回り、
内見物件も合計で、20件ほどのようです。

目ぼしい物件を見つけてお問い合わせを頂きますが、
それでもなかなか決まらないものです。
by k-yagi (2011-06-20 10:48) 

RENT

いつもありがとうございます。

そうなんですね…。多いですね。
こちらでは一日仕事では来られますが、2社か3社ですね。
わたしの場合、即契約も多いです。

たまに、2,3日考えてから…ということがあり、こうなると、
50パーセントくらいの成約率に落ちます…。

でも、稀です。

物件もこの地域はいいものが多いというのも強みかもしれません。
オーナーさん同士が競い合って投資されていますので…。
by RENT (2011-06-21 00:33) 

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